静岡県 東名自動車学校のコラム

お客様に安心と自信、運転の達人になる道へのコラムをお伝えしていきたいと思います。

車間距離の重要性

Importance of following distance

1. はじめに

安全運転は、道路での事故を減少させ、あなたと他のドライバーの安全を確保するために非常に重要です。
このコラムでは、安全運転のポイントのひとつである「車間距離」に焦点を当て、その重要性と具体的な 確保方法を詳しく探ります。

2. 車間距離の重要性

車間距離を保つことの重要性は以下の点にあります:

事故予防:
十分な車間距離を保つことで、前方車両の急停車に対応でき、事故を予防できます。これは、あなたと 他の道路利用者の安全を確保するのに役立ちます。

視界確保:
適切な車間距離を保つことで、前方の道路状況や信号をより良く視認でき、急変事態に迅速に対応できます。

ストレス低減:
適切な車間距離を保つことで、ストレスが軽減し、運転がより快適になります。急ブレーキをかけることが 少なくなり、安心感が増します。

車間距離

3. 停止距離

車が停止するまでには、運転者が危険を感じてからブレーキをかけ、ブレーキが実際に聞き始めるまでの間に車が走る距離(空走距離)と、ブレーキがきき始めてから車が停止するまでの距離(制動距離)とを合わせた距離(停止距離)が必要です。停止距離は速度が早くなるほど長くなり、また、路面の状況にも影響されます。 とっさの場合でも安全に停止できる速度で運転することが事故を防ぎます。

実際の停止距離の例(乾燥した舗装路面) 40㎞/hの場合 空走距離11m+制動距離11m =停止距離22m
60㎞/hの場合 空走距離17m+制動距離27m =停止距離44m
100㎞/hの場合 空走距離28m+制動距離84m =停止距離112m

制動距離はおおむね速度の2乗に比例して長くなります。例えば速度が2倍になると制動距離は約4倍になり速度が半分になると制動距離は約1/4になります。

制動距離

4. 安全な車間距離の確保方法(目安)

乾燥した舗装路面での場合:
・30~60㎞/hの場合、速度計から15を引いた距離(m)以上を開けましょう。例:50㎞/hの場合 50-15=35m以上
・60㎞/hを超える場合、速度計と同じ距離(m)以上  例:80㎞/hの場合 80m以上

安全な車間距離の確保方法

5. 結論

車間距離は、安全運転の基本であり、道路での事故を予防する鍵となります。車間距離を適切に保ち、周囲の車両との適切な距離を確保しましょう。これはあなたと他のドライバーの安全を確保する大切な一歩です。

このコラムを通じて、車間距離の大切さと確保方法について詳細にご説明しました。安全な運転を心がけ、事故のリスクを最小限に抑えるために、車間距離の意義を理解し、実践することが重要です。

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